◎DX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か。
経済産業省が2018年12月に発表した「DX推進ガイドライン」で、DXを以下のように定義しています。
企業がビジネス環境の厳しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること
◎DX(デジタルトランスフォーメーション)が必要とされる理由
1.クラウドやIoTなどのデジタル技術の急速な進化
2.「モノ」から「コト」、「所有」から「共有」へといった消費スタイルの変化
3.時代の変化や競合状況に適応し、持続永続した企業活動を実現
◎不動産DXについて
不動産業界におけるDXの流れ、いわゆる「不動産DX」は、業務の効率化・省力化をペースに業務の生産性向上を目指すとともに、新しい価値創造に取り組むことでこれまでになかった収益基盤を創り上げていくことと捉えています。
新型コロナウイルス感染拡大という状況の中、あらゆる業界が変革を求められていますが、不動産業界も例外ではありません。営業活動や契約活動といったさまざまな活動領域において「非接触・非対面」での業務が標準化し、VRやARを活用した物件内覧やIoTを利用したスマートロックなどが普及し始めています。さらには、AIを利用した物件価格の見える化・自動査定や顧客マッチングサービスなどビッグデータを活用したサービスが続々と登場しています。これらの変革の流れはとどまることを知らず、猛烈なスピードで不動産業界を変えていくことでしょう。
不動産DXツールの例
私たちは、この不動産DXの流れを注意深く観察・リサーチすることから、研究開発プロジェクトを始めていきます。国内にとどまらず、不動産DXのメッカであるアメリカの状況なども範疇としていきます。一連の研究を通して、みなさまに「不動産DXとは何か」・「真に役に立つ不動産DXについて」をレポートし、さらには不動産DX導入のコンサルテーションをご提供してまいります。